紙の連量・坪量・厚さ換算

坪量(g/m²)と四六判・菊判・A判の連量(kg)を相互換算します。 代表的な紙の早見表と、無線綴じ冊子の背幅計算もできます。

連量⇔坪量の相互換算

どれか1つに入力すると、ほかの3つが自動で計算されます。

連量(kg) = 坪量(g/m²) × 原紙面積(m²)。原紙1,000枚分の重さです。
四六判(788×1091mm):×0.8597/菊判(636×939mm):×0.5972/A判(625×880mm):×0.5500

代表的な紙の早見表

紙の種類 四六判連量 坪量 厚さの目安 主な用途
コピー用紙(PPC用紙)約55kg64g/m²約90μm社内資料・プリント
上質紙 55kg55kg64.0g/m²約80μm伝票・チラシの本文
上質紙 70kg70kg81.4g/m²約100μm書籍・冊子の本文
上質紙 90kg90kg104.7g/m²約130μmパンフ本文・ポスター
コート紙 90kg90kg104.7g/m²約80μmチラシ・フライヤー
コート紙 110kg110kg127.9g/m²約100μmパンフレット・ポスター
コート紙 135kg135kg157.0g/m²約125μm表紙・ポストカード
マットコート紙 90kg90kg104.7g/m²約100μm落ち着いた質感のチラシ
マットコート紙 110kg110kg127.9g/m²約120μm会社案内・パンフレット

厚さは銘柄・メーカーで変わるため目安です。同じ連量でも、表面を圧縮して作るコート紙は上質紙より薄くなります。

無線綴じの背幅計算

背幅の目安 2.82 mm

背幅 = 本文の紙厚(mm) × ページ数 ÷ 2 + 表紙の紙厚 × 2枚分。 紙厚はロットで変わるため、入稿時は印刷会社の指定値を優先してください。

使い方

  1. 連量⇔坪量の換算:4つの欄のどれかに数値を入れると、残りが自動で計算されます。「四六判90kgはA判だと何kg?」といった確認にどうぞ。
  2. 早見表:印刷でよく使う紙の連量・坪量・厚さ・用途をまとめています。紙選びの当たりをつけるのに便利です。
  3. 背幅計算:本文の用紙とページ数、表紙の用紙を選ぶと、無線綴じ冊子の背幅の目安が表示されます。同人誌や会社案内などの表紙データ作成にどうぞ。

換算の仕組み

連量は「原紙1,000枚(1連)の重さ」なので、坪量(1m²あたりの重さ)に原紙1枚の面積を掛けると求められます。 原紙の寸法はJISで決まっており、面積は次のとおりです。

原紙寸法面積(係数)
四六判788 × 1091 mm0.8597 m²
菊判636 × 939 mm0.5972 m²
A判(A列本判)625 × 880 mm0.5500 m²

たとえば四六判90kgの坪量は 90 ÷ 0.8597 ≒ 104.7g/m²。同じ紙を菊判で表すと 104.7 × 0.5972 ≒ 62.5kg、 A判では 104.7 × 0.55 ≒ 57.6kg になります。印刷業界の標準的な換算表 「四六判90kg = 菊判62.5kg = A判57.5kg」とも一致します(端数処理の違いで0.1kg程度の差が出ます)。

よくある質問

連量と坪量の違いは何ですか?
坪量は紙1枚の1m²あたりの重さ(g/m²)で、紙そのものの規格を表す国際的な単位です。連量は原紙サイズの紙1,000枚(1連)分の重さ(kg)で、日本の印刷業界で昔から使われている呼び方です。同じ紙でも原紙サイズ(四六判・菊判・A判など)によって連量の数値は変わるため、異なるサイズ間で比べるときは坪量に直すと正確に比較できます。
「四六判90kg」のkgとは何の重さですか?
四六判(788×1091mm)の全紙を1,000枚重ねたときの合計の重さです。紙1枚が90kgあるわけではありません。1,000枚で90kgなので、1枚あたり90gです。数値が大きいほど厚い・しっかりした紙という目安になり、チラシならコート紙90kg前後、ポスターや表紙なら110〜135kgがよく使われます。
背幅の計算はどれくらい正確ですか?
あくまで目安としてお使いください。紙の厚さは同じ銘柄・連量でも製造ロットや銘柄差で数%変わることがあり、綴じ加工(糊の厚みなど)でも背幅は変化します。実際の入稿では、印刷会社が用意している背幅計算ツールや指定値が最優先です。特に表紙データの背幅が数mmずれると文字が折り返しにかかるため、最終確認は印刷会社の数値で行ってください。
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