URLやWi-Fi設定のQRコードを、3Dプリンターでそのまま印刷できる3MFデータに変換します。 土台とQRコードが別オブジェクトになった2色印刷対応で、Bambu Studioなどのスライサーで色を割り当てるだけ。 すべてブラウザ内で処理され、入力内容が外部に送信されることはありません。
URLやテキスト、Wi-Fi設定からQRコードを生成し、3Dプリンターで印刷できる3MFファイルに変換する無料ツールです。 Wi-Fiのパスワードを来客に共有するタグ、店舗のGoogleレビューやSNSプロフィールに誘導するQRキーホルダー、 持ち物の連絡先タグなど、「かざすだけで読める立体のQRコード」が作れます。
出力される3MFは、白いベースプレート(Base)と黒いQR凸部(QR)が別オブジェクトとして1ファイルにまとまった2色印刷用の構成です。 Bambu LabのAMSのような多色システムはもちろん、1色プリンターでもフィラメント交換で塗り分けられます。
OrcaSlicerやPrusaSlicer(マルチマテリアル構成)でも同様に、オブジェクトごとに押出機・フィラメントを割り当てるだけで2色印刷できます。
AMSなどの多色システムがなくても大丈夫です。スライサーのプレビュー画面でベースの厚み(初期値2mm)の高さにフィラメント交換(一時停止)を挿入すると、 そこまで白で印刷→一時停止→黒に差し替え→再開、という流れで2色のタグが作れます。 Bambu Studioではプレビューのレイヤースライダー右の「+」から交換を追加できます。
読み取りの成否を最も左右するのは色です。ベースは白、QRは黒(またはそれに近い明暗差の大きい組み合わせ)にしてください。 逆配色(黒地に白QR)は読めないリーダーがあるため避けるのが無難です。ラメ入りやシルク系の反射が強いフィラメントも読み取りを妨げることがあります。
QRの凸が高すぎると、斜めから見たときに影が落ちてモジュールの形が崩れて見え、読み取り率が下がります。 初期値の1.6mm前後なら、立体感がありつつ正面からきれいに読めます。凹凸の誤差を吸収するため、誤り訂正レベルは初期値のH(約30%復元)のままがおすすめです。
家庭用FDMプリンター(ノズル0.4mm)で確実に出せるのは、モジュール1個あたり0.8mm以上が目安です。 プレビュー下に表示されるモジュールサイズを確認し、細かすぎる場合は「タグサイズを大きくする」「URLを短縮する」「誤り訂正レベルを下げる」のいずれかで調整してください。 このツールでは0.8mmを下回ると警告が表示されます。
タグは平らな面(ベースの底)をビルドプレートに付けてそのまま印刷します。サポートは不要です。 天面の仕上がりをきれいにしたい場合は、トップレイヤーのパターンを「モノトニック」にすると表面が均一になります。
3MF(3D Manufacturing Format)は、ZIP構造の中にXMLで3Dモデルを記述するオープンな規格です。 このツールが出力する3MFは単位mm・2オブジェクト構成で、QRの各モジュールは閉じた直方体メッシュとして生成し、 ベースに0.1mmめり込ませて接合しているため、スライサーで「非多様体エッジ」などの修復エラーが出ない形式になっています。 なお「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。